飛躍した1学期中間テスト
- CbyEDTECH 株式会社
- 6月3日
- 読了時間: 2分

新学年で迎える初めての定期テスト。
生徒たちは意欲的に頑張って、素晴らしいことに、川名中・城山中、みんな学年末よりも30~50点近く点数UPしました!
褒める気満々だったのに、当の本人たちはなぜか浮かない顔。
「伸びたのは良いけど、あとミスが無かったらもっと取れたはずだった…」
「あと数点取れれば、段階評価がもう1ランク上だったはずなのに…」
などなど口々に言い、全然嬉しそうじゃありません。
そんな彼らを見て、「ほぅ~、これは良い収穫だ!」とわたしは思いました。
生徒たちは、飛躍しつつも、悔しさを体験したことで、次の期末テストへのモチベーションを手に入れたのです。
点数が上がったことを喜ぶよりも、更に高みをみる姿勢は、単なる問題集を解いているだけでは身に付かず、しっかり成績や自分と向き合った証拠。
テストを通して気持ちが成長していることは、大きな収穫に思えました。
「じゃあ期末テストの目標はどうする?」
と尋ねると、
「全教科、平均点より10点以上差をつける!」
とか、
「段階評価をオール8以上にする!」
とか、
それぞれがまだ成し遂げていない目標を掲げていました。
喜びは束の間。
悔しさはバネ。
もちろん、生徒たちには結果は出して、自信を持ってもらいたい気持ちはありますが、こうした「もっとこうすればよかった」「なんであんな失敗しちゃったんだろ」という、後悔ではなく反省になるような経験を沢山してほしいと思います。
わたしたち大人たちからあれこれ言われることよりも、自分で経験した方が、子どもたち自身の行動は変わってきますから。
そんな生徒たちをみて、
「よし!次は●点とらせよう!」
と、こちらも刺激を受け意気込んで授業するこの数日です。
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