中学生がG.Wにすべきこと-1学期中間テストに備える
- CbyEDTECH 株式会社
- 4月24日
- 読了時間: 5分

もうすぐゴールデンウィーク!
旅行やお出かけ、みなさん、楽しみにしている予定があることでしょう。
せっかくの連休を、たくさん楽しんで満喫していただきたいのは山々ですが、G.Wが明けるとすぐに、中学生たちには今年度初めての定期テストがやってきます。
このテストは、生徒たちにとって特に重要です!
一番初めのテストの結果が、その年の自分のモチベーションの基準になるからです。
例えば、良い結果をとれば、次回のテストでそれより下がりたいとは決して思いませんし、悪い結果をとれば、「自分はこんなものだ」というレッテルを自分自身で貼ってしまい、次回巻き返すのも容易でなくなります。
ですから、一番最初のテストはその年の成績が決まるといっても過言ではないので、最善を尽くし、できるだけ高スコアをとっておくべきなのです。
そのためにも、G.Wにどんな勉強をして備えるか、今のうちにしっかり計画立てておきたいものです。
連休中でも何時間もガリ勉しなさい、ということではないので、時間をモノサシにして考えないようにしましょう。
まず、G.Wにやるべきことの最優先は、前学年の学年末に履修した内容の復習です。
具体的には、3学期の期末、つまり学年末テストに含まれなかった、それ以降に履修した分野です。
中2の数学(中1内容)であれば、
・立方体の表面積と体積
・データの活用
あたりでしょうか。
中3の数学(中2内容)であれば、
・確率
・データの比較
あたりです。
「近似値」「代表地」「四部位範囲」「箱ひげ図」ってなんだっけ・・・???
と、頭にクエッションマークが浮かんでいるような生徒は、さっそく復習が必要です。
「復習」といっても、実際何をしていいか分からない人もいるでしょう。
前学年のワークは、提出のためにすでに解いて答えは書き込んであるでしょうから、解き直しも難しい…。
すでに学年が上がっているのに、前の学年の問題集を新たに買う気にもなれない…。
何をどう使って復習するのが良いのか、悩んで当然です!
理科や社会は、まずは徹底的に教科書を読み直ししましょう。
教科書を使わずに、問題集やワークだけで勉強しようとする生徒も多いですが、定期テストの問題をつくるのは、学校の先生です。
生徒たちみんなに平等な問題を出題できるとすれば、教科書や資料集こそが模範解答になります。
メインの文章だけでなく、端に小さな文字で書いてある「※」のついた補足事項のようなところまで、確認しておきましょう。
その上で、学校のワークがやり直せる状態にある人は、ワークをやり直しをしましょう。
たくさん書き込みがあってごちゃごちゃしてたり、丸付けをしたとき、赤ペンで答えを書き込んでしまっていて、解き直しができない状態にあったりした場合は、やむを得ず、市販の問題集を手に入れて演習しましょう。
その場合おすすめなのは、『中学総合的研究(旺文社)』です。

分厚い参考書と、それに沿った問題集が存在しますが、今はその問題集を指します。
1冊に3学年分の内容が収められているので、これから先履修する分も含みますから、今回のテスト対策だけのためにはならず、無駄にはなりません。
市販の問題集の割に、問題量が多いのも良いところです。
英語は、教科書の英文を正確に和訳できるようにしただけでなく、和訳した日本語から英語に変換できるようにまでしておきましょう。
学校のワークなど、やり直しできる状態になく、問題演習できない場合、こちらのフリー問題プリントを提供するサイト「くり演」がおすすめです。
文法の問題数をこなす「演習問題」プリントと、十分に理解していないと解くことができない「英作文」プリントと、段かいやレベルが分かれたプリントの用意があるのがとても良いです。
数学は、数をこなすことで正解率が高まるなら、ひたすらにたくさんの問題演習を行いましょう。教科書、学校のワーク、塾のワーク、市販の問題集…あらゆる問題を解いて困ることはありません!
ただし、分からないものはどんなに時間をかけても分からないのが数学です。
そんなときは、悩んで時間だけ過ぎてしまうよりも、いさぎよく、人の手を借りることを推奨します。
弊社オンライン塾では、オプション(30分マンツーマンオンラインサポート×10回分)をお申込みいただくと、土日祝日問わず、オンラインで個別にサポートを受けることが可能です。(ただし事前予約が必要です)
自分だけでは限界を感じる場合には、ご相談ください。
中1生は、はじめて受ける中学のテストで、小学校のときのテストとはまるで違うテストに戸惑いを感じるかもしれません。
初めての定期テストは、経験や情報もないので、何をしたらよいかも分からないことでしょう。
G.W中にとくに備えてほしいのは、英語です。
小学校でも英語は教わってきたでしょうし、英語の塾にも通っていたという人も少なくないでしょう。それゆえ、「英語は結構わかっている!」と思い込んでいる人が多いのです。
耳で聞いたり、目で見て読める力しか鍛えてこなかった小学校と、記述させる中学校では、到達しなければいけない英語のレベルが違います。発音できる、意味が分かる、そして書ける、この3つができて初めて解けたと言えます。
ですから英語は、4本線の上に正確に書けることを目指して勉強してください。

G.Wも、頭の片隅に定期テストの存在を置きながら、遊ぶときは遊び、予定がないときは勉強し、メリハリのある連休を過ごしてくださいね!
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